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“ 病人体験 ” 

 

病人の体験をしました。 

患者の立場で、ちょっと(かなり?)文句の羅列になるかもしれません。

実感を早く書きとめておきたくて、そのまま載せます。ご了承ください。(^^;

 

先日、救急車で運ばれるということになってしまいました。

こういうとき、人の親切やたった一言の言葉が、どれほど

心に響くのか、当事者になってみて、あらためて実感でした。

自分の周囲にそういう人が沢山いたことは、恵まれているなぁ・・と

幸せだと・・、深く深く感謝です。 (併せて自己管理の不行き届きも反省です。(^^;)

 

病人になってみて、初めて感じる、見えることが他にもありました。

大きく分けると、この二つ・・

*日本の救急医療の現状 

*現場に「馴れる」ということ 「慣れる」ではなくて、「馴れる」ということ。

  でしょうか・・。

 

「救急医療の現状」

まず、救急車から受け入れ先を決める段階で、これは

半分は「運」なのかと実感。

「空きベッドがないから」という理由がほとんどで、

ベッドの空き状況次第で治療を受けられる・受けられない

が決まってしまう現状。(結局私は入院に至りませんでしたが。)

母の時には、目の前で今にも亡くなりそうな状態でありながら、

救急車の中で2時間。

救命救急センター、国立Jセンター、国立大学病院、

Y病院、K病院、M市民病院・・全て受け入れてもらえませんでした。

 

今回、それから8年たっても何も変わっていませんでした。

アメリカだったら、どうなのかな?? 

日本の現状は、結局病院の主導で人の命が

決まるということなのかな?  それが素直な感想です。

 

「馴れる」ということ。・・・救急隊の隊長さん編。

慣れているように見える、落ちついて見える、救急隊の隊長さん。

息子が後で、えらく憤慨していました。

「○○病院か△△病院、どっちにしますぅ〜?」

「あのねぇ、○○病院ねぇ、ベッドがないらしいですわ〜」

(世間話みたい・・病人の目の前で・・)

ちなみに、他の隊員さんたちは、とても優しく心遣いのある人達でした。

家に来て、最初の問いかけや態度が誠実で、頼もしく、安心感がありました。

「すみませんね」の一言が先に来て、

「しんどいと思いますけど、体温を測らせてくださいね」

車内でも、「病院に着きましたからね」の後ろに

(もう安心してくださいね)が聞こえるようでした。

隊長の態度に私の家族が腹を立てていることを察し、

途中、小さな声で何度も謝っていました。(^^;

隊長以外の隊員さん達には、慣れはあっても馴れはなかったです。

恐縮しつつ深く感謝しています。こうなると尊敬の念が湧くのですよね。

 

「馴れる」ということ・・・救急外来編。

「今日は大入り袋、オンパレード」

看護師さん同士の笑いながらの声が、カーテンごしに。

うーん、気持ちは分かりますけど・・。(^^;

 

「馴れる」ということ・・・病院の受け付け編。

後日、その病院を外来で受診。

二つの科(脳外科と内科)を同日で受診できるというので、頼みました。

「脳外科は(診察が)早いから、そっちへ先に行ってください。

その後内科で循環器の○○先生に見てもらうようにカルテを回します」 

うーん、手慣れていて結構親切・・と思っていたのですが、

内科の○○先生の番号札を渡されなかったので、少し不安でした。

そして実はそれが的中しました。

脳外科では結局時間がかかったので12時ぎりぎりになり、

内科へ行くと、「○○先生の診察は終了」と書かれていました。

 

「馴れる」ということ・・・診療科受け付け編。

笑顔で優しい看護師さんでありました。

最近の看護師さんは、ずいぶん感じが良くなったなぁと思いつつ待っていたのです。

10時に行って待っていました。でも、なかなかです。

11時40分、「内科も受診するのですが、これでこのあと(午前の診療に)

間に合うでしょうか?」と聞いたところ、

「受け付けから(連絡が)行っていますからねー。こちらが終わったらカルテを回します。」

・・いつも聞かれることなのでしょう。

(もう、さっき受け付けで説明しているでしょう?ちゃんとするから・・)

と、カッコの中の声が続きそうな感じです。

聞きたかったのは、「このあと内科は受診できるのか?」 ではなく、

「内科の中の(午前中だけ担当しているという)循環器の専門医○○先生を、

この時間で本当に受診できるのか?」 だったのですが・・。

これ以上質問する元気は、病人(一応)にはありませんでした。

 

「馴れる」ということ・・・システム編

番号札制度があるのに例外を作ったこともミスの一因ですね。

その上、初診受け付けと、こちらの科の受け付けが、

一言電話で状況の引継ぎをしていたら、このミスは防げたのではないか、

リスクマネジメントといえば大げさですが・・。

 

「馴れる」ということ・・・ドクター編。

部長先生という方。

机に斜め掛け、足組み、マスクをしてカルテを見つめる。

足元を見ると、しわのよったスポーツソックスにスリッパ履き。

「で、どうしましたー」と小さく抑揚のない声で。

たまにこちらを見るとき、薄目を開けるように。

(先生、黒目が見えません。マスクでほとんど顔も分からない

のですから、せめてちゃんと目を開けて、こっちを見て欲しいです。

症状は問診票にも書いたし、救急診療での記録があるから、

わざわざこの病院に来たのですよ・・。)

こういう対応を長年して、そして周りから注意をされないから、

これでいいと思われてるんですよね。誰か注意してあげて下さい。

・・あ、私が手紙でも書けばいいんですよね。うーん。(^^;

 

「馴れる」ということ・・・看護師さん編。

「採血します。はい、それから検査の予約のことですけど、これが予約の紙で、

受け付けで予約して、心臓のエコー検査と心電図検査を受けてもらいます。

その前に心電図をとってもらってください。」・・・???

(えっと、採血が先ですよね?採血はどこで待つのでしょうか?

採血するのに、荷物とこの検査票とカルテを持っていると

腕まくりもできないのですが・・。(^^;)

 

「あの、エコーの前に心電図って、これはどこで言ったらいいんですか?」と私。

「え?心電図を先にしないと。エコーはそれの結果を見ながらしますから。」

???その後いくつか質問と答えのやりとりがありました。(^^;

(えーっと、ちょっと整理させてください。まず、今から採血ですよね。

今日はこれで検査のすべてが終わりですね。

で、次に、今日の帰りは受け付けで予約をしていけばいいのですよね。

今渡された紙の内、一枚はエコーの予約票、それを出すのですね。

残りの一枚は、特に予約の必要のない心電図の受け付け票で、

自分で持っていて、受けるときに出せばいいのですね。

予約当日、エコーの前に、少し早めに行って、

隣にある心電図の検査室でエコー検査の旨を言って、

先に受けるの・・・つまりそういうことですね。そう説明して欲しいな。 )

 

患者さんから聞き返されて、同じことを2度3度説明することに

慣れているから、あらためて相手の聞きたいことが何なのか、

自分の説明の仕方が初めての人にも分かりやすいのかどうなのか、

振り返ることをついつい忘れてしまうのでしょうね。

 

S市民病院さん、10年前に比べるとずいぶん感じが良くなりました。

壁には「心を大切にします」と書かれていました。

市民としては、さらなる進化を待っています。 

でも、ごめんなさい。

とりあえず、今回は検査が終わったら、他の病院を探します。

 

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